葉だけではなく花も実もある!壁面緑化を支える植物たち

見た目だけでなく地球にも優しい!壁面緑化の効果

無機質な壁を素敵な空間に変える壁面緑化ですが、すぐ浮かぶのはへちま、朝顔などですね。人工物で覆われた建物は、壁面利用もしやすく、植物の蒸散作用により環境を快適にし、夏季の壁面温度の上昇の緩和などいいことづくめです。早速、どんな植物があるのかを見ていきましょう。まず、植物には常緑のものと、落葉のものがあります。常緑は一年中葉を茂らせているので、緑の空間を常に作り出してくれます。落葉植物は、冬になると枯れて葉が落ちてしまいますので、里山のわびさびを感じることが出来ます。

壁面を自力で登る植物

支柱を立てなくても、自力で壁を這い上がっていく植物があります。ノウゼンカツラ、テイカカズラ、ナツヅタ、ヘデラ、などです。ナツヅタは葉も広く、広範囲を覆うのに適しています。葉に特徴的なものが多く、独特の雰囲気を出すこともできます。これらは気根と呼ばれる吸盤状の根を出して、壁面に張り付いて成長していきます。根が壁に張り付くと、跡が取れにくいので、覆う予定のない壁に成長していかないように気を付けることが大切です。

壁を楽しむ空間にできる植物

つるを支柱に巻きながら成長していく植物もあります。バラやクレマチス、ツルウメモドキ、ハゴロモジャスミンなど、花や実を楽しめるものが多いですね。放っておくと四方に伸びてしまいますので、トレリスや支柱などにバランスよく誘導していくことが大切です。多少伸びすぎても、巻きなおすことが出来るので便利です。この植物の特徴は、植物そのものを楽しめることです。鳥や蝶を誘引したり、花からいい香りをだしたり、育てたり、鑑賞する楽しみを与えてくれます。

壁面緑化というと、ツル等で建物が覆われているイメージが多いですが、最近ではデザイン性の高いパネル型の物等もありヒートアイランド現象への効果等でも注目されています。